こんにちは千葉県で窓ガラスフィルム施工専門のWORKS ZEROの澤田です。
今回はシルバー防犯フィルムの施工の現場になります。
スリーエムのシルバー防犯フィルムのご依頼を頂きました。
千葉県流山市の新築のオフィスにスリーエムのシルバー防犯フィルムSH15SIAR-18のご依頼を頂きました。今回は全面に施工をするのではなく目線の部分だけを施工するご依頼でした。
通常のフィルムは窓ガラスの上でカットをします。防犯フィルムはフィルムに厚みがあるので床でカットをします。総厚で約450ミクロンあります。なので道具も通常のものと違うものを使用します。
曲尺、カッターマット、2メートルの定規、ローリングカッターを使います。
難易度が高いプレカット
プレカットは難易度が高いです。特に直角がでないと窓ガラスにのりません。間違ってカットをしてしまうと形が台形や平行四辺形になってしまします。そうなると窓ガラスにのりません。ガラスにのせるのに修正でカットをして防犯フィルムの高さ、幅がロスしてしまいますと使えなくなってしまいます。
CPマーク
CPマークは住宅などの建物に侵入して行われる強盗や侵入窃盗犯が急増し、その手口が凶悪化していることを受けて、防犯性能の高い建物部品の開発と普及を行うことを目的に、平成14年11月25日に官民連携の会議体が構成されました。官民合同会議では、侵入者がピッキングやドア錠のこじ破りなどの行為を開始してから、建物の内部に侵入が可能になるまでの時間を「抵抗時間」と呼び、各製品別に決められた試験の結果、抵抗時間が5分以上であることが確認されたものを「防犯性能が高い建物部品」と定義しています。
ただ今回の様にガラス全面にフィルムを施工しない場合はCPマークの対象外になります。
防犯フィルムの施工
防犯フィルムの施工も簡単ではありません。
フィルムの厚みが350ミクロンと厚いので水抜きはパワースキージーの3分の1ずつぬいていきます。
センターを決めず左右に抜いていきます。
そうしないと後日水残りがしてしまいます。
2度抜きする方法もありますが2度抜きは糊ズレのおそれがあるので1回で抜けるように施工します。
それでも残るようならカードを使って抜いて仕上げをします。
施工後
施工後はお客さんから「外から見ると目線がミラーになって隠れた」とお話をされていました。
特に商談や打ち合わせで外から見られると仕事がやりづらいのでこれで仕事に集中できるとお喜びでした。
弊社は国家資格の窓ガラスフィルム施工(建築)の1級を取得しておりますので他社に振らずに自社で施工を致します。国家資格を有しておりますので施工後にCPマークの準備も可能です。