こんにちは千葉県で窓ガラスフィルム施工を専門にしているWORKS ZEROの澤田です。
10年以上前に東日本大震災が起こりました。弊社がある千葉県でも大きな揺れが起こりました。
さらに原発事故も起こり、計画停電にもなり電気が通らない時間帯もありました。
この時に注目されたのが『窓ガラスフィルム』です。
震災が起こる前までは約700万平米の出荷量でした。
震災の年は約1400万平米の出荷量になり、一時期、日本から窓ガラスフィルムの在庫がなくなる事態にもなりました。
翌年は700万平米に戻るかと思いきや、約1000平米になりました。そこから緩やかに上昇をしています。
近年は温暖化の影響で巨大な台風が上陸、電気代の高騰、二酸化炭素の排出削減、多発する地震、広域強盗事件など窓ガラスフィルムに関係する事で需要は高まっています。
東日本大震災の直後に窓ガラスフィルムを施工したフィルムが劣化をし始めています。剥がして終わりではなく貼り替えて欲しいとのご要望が高いです。
窓ガラスのフィルムを貼り直したい時はありますか。
外を見た時に風景がはっきり見えなかったりしてストレスを感じた事はないでしょうか。
- 「自分で剥がしたけど剥がせなかった」
- 「劣化したフィルムを剥がしたいけど剥がせるのだろうか」
- 「窓ガラスの汚れかとおもったら違っていた」
- 「そもそもどこに頼んだらいいのかわからない」 など
どのように剥がしたらいいのかお伝えできればと思っています。
窓ガラスフィルムの剥がし方・手順
窓ガラスフィルムは10年から15年で劣化してきます。
劣化の仕方も様々です。
糊が浮いてきて水あめの様になったり、すりガラスの様になり外の風景が見えなくなったり、フィルムに亀裂が走ったりします。
建築用のフィルムを剥がすのは容易な事ではありません。
どの窓ガラスフィルムにも飛散防止効果があります。ですので簡単には剥がれません。
季節によっても剥がれ具合は変わってきます。
冬はガラスが冷えているので糊も硬くなっています。
すんなり剝れればよいのですが剥がれない場合は加湿養生をします。
加湿養生は剥がしたい窓ガラスに石鹸水をかけてその上からマスカーやビニールで覆います。この時に黒いゴミ袋はNGです。
黒いものは熱を吸収しますので窓ガラスが割れてしまう恐れがあります。
施工時にマスカーを使いますのでマスカーを使う事が多いです。
時間は長ければ長い程効果がでます。
剥がしが数枚ある場合は後半に剥がすフィルムを加湿養生をするだけではがれやすくなります。日中ですと石鹸水が乾いてくるのでマメに石鹸水を足していきます。
剥がす窓ガラスのフィルムを全面一気に剥がすのでは難しいですしフィルムで手を切るので恐れがあるので15センチぐらいの短冊に切ります。そうすると剥がしやすくなります。
際から剥がすのは剥がれませんので、カッターのスタート位置を2、3センチ下から切ります。そうしますと最初を剥がした時に次にスタート位置が少し捲れます。
短冊にしてフィルムを下に下に引っ張りながらのり面を内側に丸めていきます。
フィルムは硬くかさばるのでコンパクトにまとまります。脚立にのって作業をする事もあると思います。必ず上から下へ剥がしていきます。下から上へ剥がすとフィルムが切れたりしてひっくりかえる恐れがありますの注意が必要です。
場合によっては加湿養生しても時間が短く剝れなかったりする時があります。その時はフィルムごと削ります。
フィルムはミルフィーユの様になっています。ハード層、フィルム層、糊層になっています。
フィルム層まで剥がれてくれればよいのですが剥がれない場合は表面からすべてを削ります。
フィルムは非常に硬いのですんなり削れてはくれません。スクレーパーの刃の一部で少しづつ削っていきます。
時に際を削る時は注意が必要です。空ぶって冊子やパッキンに刺さる事があります。
窓ガラスフィルムをキレイに貼り直す方法
窓ガラスフィルムの劣化は環境によって大きく左右されます。
例えば南側のガラスと北側のガラスでは劣化のスピードが違います。
北側ですと日が当たらないので10年以上たっても劣化してない時があります。
フィルムは何層にもなっています。そのすべてを剥がします。ガラスの接地しているのが糊麺です。
この糊をバラバラの方向にスクレーパーを当ててしまいますと施工をした時に剥がした時の糊が残っている時があります。
貼り替えのフィルムについてしまうと取れなくなります。
ガラスの際を掃除する時はパッキンにあてるのではなく、パッキンに沿わせて下へ落とす様にスクレーパーを当てます。
そうすると糊のカスがパッキンの中に入らずに取れます。
奥に入ってしまうと貼り替えの時に水をかけた時にでてきます。
糊をしっかりとるにはスクレーパーを複数回かけると糊も取れます。
最初はスクレーパーの角度を立てるとしっかりとゴミも取れます。
ただし、あまり立てると傷が入るので立て過ぎには注意が必要です。
しっかりと掃除をする事がキレイにフィルムを貼り替える時に必要になります。
↑WORKS ZEROは国家資格の窓ガラスフィルム施工(建築)の1級を取得しております。
窓ガラスフィルムを剥がれにくくするための対策
窓ガラスフィルム施工の流れは
窓ガラスの掃除→フィルムをガラスにのせる→仮圧着→フィルムカット→本圧着→清掃と点検の様になります。
掃除があまいとゴミが多く入ってしまします。
スクレーパーとワイパーを使い掃除をします。
フィルムをのせて位置を決めたら仮圧着をして、余ったフィルムのエッジカットをします。
この時にフィルムメーカーは際を3ミリあける事を推奨しています。
飛散防止フィルムの様に透明でしたらわからいないのですが、目隠しフィルムはなるべく際を狙い白ベラなどでカットをします。隙間がなく施工ができます。
少しでも隙間をあけるようにした方がフィルムを傷めずに施工ができます。
カット後はしっかりと本圧着をします。しっかり施工をすれば施工後の水残りもあまりでずに仕上がります。
窓ガラスフィルムはどれぐらいで劣化するのか
フィルムは一生は持ちません。内貼りでしたら10年から15年で劣化してきます。
外貼りでしたら3年から5年で劣化してきます。劣化の仕方も様々です。貼ってあるフィルムによっても違ってきます。
外貼りのフィルム
外貼りのフィルムは内貼りのフィルムよりも早く劣化をします。ずっと外で雨露にさらされている為です。劣化してもそのまま貼り続けると風化してきます。そうなるともはや施工したフィルムの効果もなくなってきます。特に目隠しでしたら窓を隠すことなく室内が見えてしまします。それだけでなく、フィルムがボロボロになり見栄えも悪くなります。
内貼りのフィルム
内貼りのフィルムの劣化の場合は糊が浮いてきて水あめのようになってきたり、フィルムに亀裂が走ったり、白く濁ってすりガラスの様になってきます。
すべてにおいて共通しているのは外観が悪くなって外の景色が見なくなる事です。風景が見えなく事でストレスになってきます。
フィルム以外のシート
フィルムではないのですが店舗のシートなどを貼ってあったりします。
こちらの剥がしのご依頼もあります。
剥がし方はフィルムと同じになります。
シートはフィルムよりも厚みがあります。基本見やすい様に外貼りをしています。
その為、劣化が激しく引っ張てもブチブチ切れる事が多いです。細い短冊にするかスクレーパーで削ります。
市販の断熱シート
ホームセンターなどで売られている寒さ対策のシートがあります。通称プチプチと言われていいます。
フィルムでしたらある程度の強度があるので引っ張っても剥がれる場合があります。これらの寒さ対策を目的にしたプチプチはすぐに破けてしまします。貼るのは簡単ですが剥がすのは容易ではありません。
石鹸水を使い粘着を弱くさせてから剥がします。この場合は引っ張ても切れてしますのでスクレーパーでそぎ落とします。そうすれば糊後も残らずにキレイに剥がせます。
ビフォー
アフター
劣化した窓ガラスフィルムを使い続けるリスク
劣化したフィルムは見た目にも悪く窓ガラスを見るたびにストレスになります。それ以上に使い続けるリスクがあります。
一つ目はフィルムの糊が水あめの様になっている場合はその糊がだんだん下に落ちてきます。
そうするとサッシや床に垂れてきます。フィルムは建築用の糊なので粘着力が強いです。
二つ目は匂いです。
剥がしたときに一番感じるのですが劣化しているのできつい匂いがでる時があります。古くなった接着剤の匂いが出ます。気分が悪くなる事もありますので見た目が悪くなってきたらすぐに貼り替えのご依頼をした方がよいです。
三つ目はフィルムの機能の低下です。
窓ガラスフィルム(一部除く)は飛散防止効果と紫外線カット効果がついています。フィルムの糊に紫外線カットの溶剤は含まれています。これがだんだん薄れてきます。
それに糊の強度が落ちてくると飛散防止効果も低下してきます。
四つ目は見た目の問題です。
外の風景が曇って見えずくなっていると気分的に運気が落ちていると感じてる方もいらっしゃいます。
窓ガラスの汚れと思いハウスクリーニングの入れて掃除をしてもキレイにはなりません。
貼り替えをしなければならないのですがハウスクリーニングの会社の人がそこまではできなかったりします。
余計なコストをかけてしますので専門の会社に依頼する方がよいです。
ガムテープは意味がない!?
数年前の台風、大きな地震があった時などにガムテープや養生テープを飛散防止効果として貼る方がいらっしゃいます。一時期、ホームセンターでも在庫切れを起こすほど売れました。
ガラス屋さんからの話ですがガムテープや養生テープは台風の時に貼ると逆に割れやすくなるそうです。窓ガラスはある程度の応力があるので撓むので割れないそうです。そこにテープを貼ってしまうとその応力を消してしまうので割れやすくなるそうです。
ガムテープや養生テープを貼ってすぐでしたらはがれますが、劣化してしまうと表面と粘着面が分離してしまし痕が残ってしまします。
賃貸の場合に退去まで時間がない時や、売却時でも引き渡しの日時がない時など急にお問い合わせを頂きます。
お客さんがご自身で剥がしたそうですが窓ガラス1枚剥がすのにかなりの時間がかかります。
それでもうまく剥がせずお問い合わせを頂きご注文になる事もあります。
窓ガラスフィルムは約10年で劣化しますので貼り替えの作業もあります。
フィルムとガムテープを剥がすのは同じできれいに剥がす事ができます。
お客さんから
「あんなに苦労したのにこんなに簡単にさらにあとも無くにきれいにしてくれるんだったら最初から頼めばよかった」
とお褒めの言葉を頂いた事もあります。
窓ガラスフィルムの貼り直しが上手くできないとは
個人宅で剥がす方は爪でひっかりたり、定規みたいなもので削ったりしています。
これをやると指を痛いですし、定規みたいものですと窓ガラスに傷をつけてしまう事もあります。
何より膨大な時間がかかってしまいます。
窓ガラスフィルムの会社でしたら貼り替えで剥がしも必ず行いますので、剥がしだけのご注文をされた方が良いと思います。
すべての会社が対応してはいませんので必ず確認が必要になります。
窓ガラスフィルムでお困りの方はWORKS ZEROまでご相談
窓ガラスでのお困りごとはフィルムで解決できるかもしれません。
今までにアメリカ大使館・防衛庁などの公共機関、宇都宮大学・筑波大学などの教育機関、イオンを始めとする店舗の商業機関、オフィス、工場など、もちろん個人のお客様もご対応しております。
これでまでに約1000件の施工実績がございます。(施工実績一覧はこちら)
また、窓ガラスフィルム施工の国家資格1級も取得しています。
それに関係する10メートル以上の高所作業車運転技能講習、ゴンドラ取扱特別教育、フルハーネス型墜落制止用器具特別教育、足場組立等作業特別教育受講、職長安全衛生責任者教育、有機溶剤作業主任者を受講しており安全面にも配慮させて頂いております。
弊社は、
- 「暑いから部屋を涼しくしたい」
- 「隣の人と目が合うからプライバシーを守りたい」
- 「台風・時間が心配だから災害対策をしたい」
- 「泥棒が心配だから防犯対策をしない」など
フィルム1枚で快適な空間をご提供させて頂いております。
これからもお客様のニーズをしっかりと確認してお客様に合ったフィルムをご提供させて頂きます。