ガラスフィルム施工業者直伝!窓ガラスフィルムの上手な貼り方

ガラスフィルム施工業者直伝!窓ガラスフィルムの上手な貼り方


紫外線カットや、災害時のガラス飛散防止、また防犯対策など、様々な場面で効果が期待できる窓ガラスフィルム。
最近では、ホームセンターやインターネットなどで誰でも簡単に購入できます。

安いものであれば1,000円以内で購入できることもあるため、自分で購入して貼り付けようと思っている方もいるでしょう。

そこで今回、窓ガラスフィルム専門施行業者のWORKS ZEROが、フィルムの貼り方や注意点について解説します。

窓ガラスフィルム貼り付け時のよくある失敗

窓ガラスフィルム貼り付け時のよくある失敗

窓ガラスフィルムを自分で貼る際は「とにかく丁寧に」を徹底してください。

よくある失敗例として、以下のようなものがあります。

  • 窓ガラスの採寸やフィルムのカットを失敗し、隙間ができてしまった
  • 気泡やシワが入ってしまった
  • やり直そうとしたら窓にフィルムが残ってしまった
  • 一度貼ったが端からすぐ剥がれてきてしまった

自己流で作業してしまうと、いざという時に十分な効果が発揮されなかったり、
窓からの景観が損なわれてしまったり、「自分でやらなければよかった…」と後悔することも。
剥がすのにも労力が要りますので、以下の手順を1つ1つ慎重に行いましょう。

窓ガラスフィルムを自分で貼る方法・手順

窓ガラスフィルムを自分で貼る方法・手順

以下では、3つの段階に分けて、紫外線カットフィルムを貼る方法を解説します。

  • 紫外線カットフィルムを貼るための道具
  • 下準備
  • 貼り付け

窓ガラスフィルム貼付に必要な道具

窓ガラスフィルムを貼る前に、以下の道具を準備しておきましょう。

  • 霧吹き
  • 食器洗剤
  • カッター
  • メジャー
  • ゴムベラ
  • 三角定規
  • セロテープ
  • 雑巾
  • 新聞・ビニールシート
  • 養生テープ

それぞれの道具は100円ショップなどでも揃えられます。
作業前に用意しておきましょう。

下準備

窓ガラスフィルムを貼る前に、入念に下準備を行っておきましょう。
この準備をどれだけ丁寧に行うかで、仕上がりが変わってきます。

準備は、以下のステップで行ってください。

  1. 家具やカーテンの移動……貼り付けの邪魔にならないように移動しましょう。
  2. 防水養生……石鹸水を窓にかけるため、汚れないように新聞紙などで養生しておきましょう。
  3. 石鹸水を作る……ガラスフィルムを貼るための石鹸水として中性洗剤適量を水に混ぜ、霧吹きに入れておきます。
  4. ガラスの掃除……ガラス面にゴミや埃が付着していると、フィルムが綺麗に貼り付きません。
    また手でペタペタと触ると指紋が目立ってしまいます。せっかく透過性の高いフィルムを貼っても、窓とフィルムの間に入った小さなゴミが景観を損ねる原因となりますので丁寧に取り除くことが大切です。最後に残った水気をきっちり拭き取り、仕上げましょう。

以上で下準備終了です。

貼り付け

窓ガラスフィルムの貼り付けは、以下の手順で行います。

  1. フィルムをカットする……窓の寸法に合わせてカッターなどで綺麗にカット
    カットの際は必ずスペースを十分に取り、折れ曲がったりシワになったりしないよう気をつけてください。
  2. ガラス面に石鹸水をスプレーする……ガラス全体にまんべんなくスプレー
  3. 剥離フィルムを剥がす……ガラスフィルム本体が傷つかないように丁寧に剥離フィルムを剥がす
  4. 貼り付け……窓枠に沿って貼り付ける
  5. 水・空気抜き……ゴムベラなどを使って水と空気を抜く
    石鹸水や空気が入ったままだと、後から剥がれる原因となります。
  6. ガラスフィルムの調整……貼り付け後、ガラスより大きい部分をカット
  7. 石鹸水の拭きとり……最後に綺麗に拭き取りをして完成!

それぞれの流れを一人で行うと失敗しやすいので、2人以上での作業をおすすめします。

とくに大きな窓面では、一人で貼り付けを行うのは難しいので、できるだけ複数人で作業を行ってください。

窓ガラスフィルムを綺麗に貼るポイント

窓ガラスフィルムを綺麗に貼るポイント

窓ガラスフィルムを綺麗に貼るためには、以下のポイントを意識しましょう。

  • メーカーのフィルムを購入する
  • 複数人で作業する

ポイントを意識するだけで、貼り付け作業を楽に行えますし、成功する可能性が高まります。

以下では、なぜそれぞれのポイントが大事なのか、解説します。

メーカーのフィルムを購入する

窓ガラスフィルムは、できるだけ知名度のあるメーカーの物を購入しましょう。

安い商品すべてが粗悪品というわけではありませんが、トラブルや失敗の原因になる可能性があるからです。

安い窓ガラスフィルムは、フィルムとシートを上手く剥がせないものだったり、透過性が悪く部屋が暗くなってしまったり、外の景色がぼやけてしまったりするものもあります。
そのため、ある程度の価格帯のメーカーのフイルムを選びましょう。

ガラスフィルムの有名メーカーといえば以下が挙げられるでしょう。

・3M(スリーエム)
・サンゲツ

もちろん、当社でも取り扱いのある、信頼できるメーカーです。

複数人で作業する

窓ガラスフィルムを貼る際は、複数人での作業をおすすめします。

窓ガラスに貼る工程では、フィルムをピンと伸ばした状態でなければシワや気泡が入り、美しく仕上げることが難しいです。
一人で作業を行う場合、フィルムを伸ばしたままの作業が難しく、カットするサイズがズレたり上手く貼り付けできなかったりします。

最低でも2人、大きい窓面なら3人はいた方が良いです。

難しそうであれば業者へ依頼がおすすめ

難しそうであれば業者へ依頼がおすすめ

ご自身での窓ガラスフィルムの貼り付けが不安な方は、業者への依頼を検討してください。
専門業者であれば、窓のサイズに合わせたカットから貼り付けはもちろん、
各種用途に合わせたフィルム選びの段階からご相談いただけます。

WORKS ZEROでは、千葉県を中心に関東地方全体を対象エリアとする窓ガラスフィルム専門施行会社です。
経験豊富な職人が、お打ち合わせから施行まで一貫して行っています。
施行者が実際に現地調査するので失敗の心配もナシ!

施工の流れ

窓ガラスフィルムの貼り付けが不安な方や、既にご自身にて一度チャレンジし失敗してしまった方
ぜひお気軽にご相談ください。

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筆者:澤田 岳典(さわだ たけのり)

窓ガラスフィルム施工。
1977年、千葉県野田市(旧関宿町)に生まれる。
2001年、東京国際大学を卒業
設備メーカー、ビール会社、保険業界を経て
2016年に窓ガラスフィルム施工「WORKS ZERO」を起業。
2020年に建築ガラス用フィルム施工技能士1級を取得。
アメリカ大使館、防衛庁、宇都宮大学、筑波大学等の公共施設をはじめ
オフィス、工場、個人宅を多々施工実績あり今では年間約150件の施工実績。
趣味は旅行、ドライブ、歴史好き、はじめたばかりのゴルフ。