空き巣の侵入経路は、窓からが多いとご存じでしょうか。
玄関と比べると、窓は防犯対策が甘いため、空き巣は窓を狙ってきます。
なかには「二階だから大丈夫」と安心して施錠していない人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、空き巣の窓からの侵入手口や、防犯対策について解説します。
空き巣が窓から侵入する主な手口
空き巣が窓から侵入する主な手口は、以下の5つです。
- 打ち破り
- こじ破り
- 焼き破り
- 突き破り
- 無施錠
基本的には窓を割って入ってきますが、一重に窓を割ると言っても、割り方はさまざまです。
それぞれの種類や、どのような部分に気を付けるべきか、解説します。
打ち破り
打ち破りは、窓を全体的に割る方法です。
主にトンカチや石などを使い、力任せに窓を割ります。
窓の割れる大きな音が出るため、最近では少ないケースです。
しかし、工事現場や線路沿いなど、普段から騒音が聞こえる住居の場合は注意しましょう。
こじ破り
こじ破りは、大きな音を出さずに窓を割る方法です。
主にドライバーを使って窓を割ります。
窓ガラスとサッシの間をドライバーで数回突きつけると、窓は簡単に割れてしまうのです。
鍵の周辺を割ったら、後は鍵を開けて侵入するだけ。
日本では最も多い方法と言われているので、何かしらの対策をしておくべきでしょう。
焼き破り
焼き破りは、バーナーなどを使って、熱で窓を割る方法です。
一般的なガラスであれば、温度変化によって、数秒ほどで窓は割れてしまいます。
窓が割れる際の音はとても小さいため、気づかないケースが多いのも特徴。
温度変化に強い窓にするなど、対策が必要です。
突き破り
突き破りは、窓に小さな穴を開ける方法です。
アイスピックで小さな穴を開け、そのままアイスピックでクレセント錠のレバーを倒します。
音もとても小さく、窓ガラスには、アイスピックほどの穴しか開きません。
そのため、空き巣に入られたことに気づかないケースも多いです。
無施錠
無施錠による空き巣被害も、多く発生しています。
意外にも、窓の鍵は開けたままにしてしまう人が多いです。
とくに2階以上の場合は「誰も入ってこないだろう」と考えてしまいます。
しかし、家の近くに塀などがあれば、空き巣は簡単に登ってくるのです。
どの階に暮らしていても、100%安全ということはありません。
必ず鍵は閉めておくようにしましょう。
窓ガラスの主な防犯対策
窓ガラスの主な防犯対策としておすすめなものは、以下の3つです。
- 防犯ブザーの設置
- 補助錠の設置
- 窓ガラスフィルム
空き巣は、侵入までに時間がかかる家を選ばない傾向があります。
そのため、いずれかの防犯対策を行っておけば、空き巣被害に遭いにくいです。
それぞれの設置方法などについて解説するので、ぜひ対策を行ってください。
防犯ブザーの設置
基本的に家にいる場合や、周囲が住宅に囲まれている場合は、防犯ブザーがおすすめです。
防犯ブザーが鳴ることで、空き巣を驚かせたり、周囲の人間に知らせたりできます。
簡易的なものであれば、ホームセンターなどでも購入可能。
自身で簡単に設置できるので、対策の一つになるでしょう。
補助錠の設置
一般的な窓の鍵(クレセント錠)は、防犯効果がありません。
そのため、補助錠を設置しておくと良いでしょう。
補助錠は、クレセント錠の他に付け足す、もう一つの鍵です。
水差しに差し込んだり、両面テープで貼り付けたりと、簡単に設置できます。
防犯ブザー同様、ホームセンターなどで購入可能です。
窓ガラスフィルム
窓ガラスを簡単に割られないためには、窓ガラスフィルムがおすすめです。
窓ガラスに防犯フィルムを貼ることで、衝撃からガラスを守ります。
部分タイプと全体タイプがありますが、おすすめは全体タイプです。
また、窓ガラスフィルムの施工は、業者に依頼しましょう。
ホームセンターなどで購入して、自分でも貼り付けできますが、綺麗に貼るのは難しいです。
さらに、窓ガラスフィルムの耐久度も製品によって異なります。
しっかり防犯対策を行うなら、プロに依頼しましょう。
WORKS ZEROの窓ガラスフィルム施工
WORKS ZEROでは、防犯対策として窓ガラスフィルム施工を行っています。
弊社での防犯フィルムは、CPマークを取得している、防犯性能の高いフィルムです。
また、バット打撃試験においても、強い耐久性を確認しております。
清掃から施工まで一貫して行っていますので、窓ガラスの防犯フィルム施工をご検討でしたら、一度お気軽にご相談ください。
窓ガラスから空き巣対策
空き巣対策で悩んでいるなら、まずは窓ガラスの対策から始めましょう。
窓ガラスへの対策は、多くのご家庭が見落としがちです。
「うちは大丈夫だろう」と考える方もいらっしゃいますが、空き巣は普段から狙った家をチェックしています。
そのため、窓ガラスの防犯対策を行っていない家は、狙われやすいのです。
いつ空き巣に狙われても安心できるよう、今からできる対策を行っておきましょう。